スイカダイエットって聞いたことがありますか?

スイカといえば夏の風物詩で、叩いて良し悪しを見分けるなんてのが有名です。あとは、食べるときに種が邪魔な食べ物なんてイメージの人もいるでしょう。

でも、そんなスイカが実はダイエットに向いているんです。

海外ではすでに流行っていて、日本でブームがくる日も遠くないのかもしれません。

それでは、スイカダイエットについてお伝えしていきます。

スイカダイエットの火付け役はビヨンセ

美容情報のアンテナの高いビヨンセがスイカジュースに夢中になり、歌の「Drunk in Love」中にもウォーターメロンという単語が登場するほど。

また、ビヨンセはジョディ・レビーのWTRMLN WTR(ウォーター・メロンウォーター)とう会社に出資もしています。

ココナッツウォーターの次はウォーターメロンウォーターが流行るとも言われ、日本での出店も将来的にあるかもしれませんね。

スイカがダイエットや美容にいい理由

スイカにはリコピン、シトルリン、グルタチオン、カリウムなどが含まれています。

これらの成分はそれぞれ美容やダイエットにいいとされ、積極的に取っていきたい成分です。

リコピン

リコピンといえば、京都大学の研究で中性脂肪を下げ、血糖値の改善値が見込めるなど日本でも話題を呼んだ成分。活性酸素を抑制することで脂肪がケアされるため、ダイエットにも向いているといえるでしょう。

そして、研究結果はトマトの発表だったので、トマトが有名ですが、スイカにも含まれています。

実は含まれているというだけでなく、トマトの約1.5倍の量が含まれており、スイカの方が多いんです。

シトルリン

シトルリンは体内でアルギニンへと変化します。

血流量の増加や新陳代謝アップや肌の保湿、脂肪分解酵素の活発化などを行い、美容とダイエットどちらにもいい成分です。

30歳を超えるとアルギニンの分泌量が減ってしまうので、シトルリンやアルギニンは積極的にとっていきたい成分となります。

グルタチオン

グルタチオンは肝臓の解毒作用を高め、デトックス効果を高めてくれます。老廃物が体にたまっていていいことはないので、外を出すお手伝いをしてくれるこの成分はありがたいです。

酸化が原因で起きる病気を治療やアンチエイジングなどのために、グルタチオン点滴というものがあるほど。

カリウム

カリウムはむくみの解消に良く、他の3成分よりは認知度も高いでしょう。

女性にとってむくみは敵なので、普段からカリウムを意識してとってる人も多いのではないでしょうか?

豊富な水分

英語ではウォーターメロンのスイカですが、その呼び名のとおり水分が多いです。

水分が約90%なので、満腹感を得やすくなっています。スイカを食べていて、おなかがいっぱいになった経験は誰もが1度は経験しているのではないでしょうか?

また、食物繊維も多いというわけではないですが、不溶性と水溶性のどちらも含まれています。

おすすめのスイカ料理

スイカをそのまま切って食べるというのは数日ならいいですが、飽きると思います。

なので、食べやすいスイカ料理を食べるといいでしょう。

おすすめの料理はジュースやスムージー。食べるとなるときついですが、飲むとなると続けやすいです。味に飽きてきたらヨーグルトと混ぜたり、カクテルにしたりしてもいいでしょう。

また、それの発展型でゼリーやシャーベット、コンポートのような食べ方もおすすめ。

ちなみに、成分のうちシトルリンはスイカの白い部分に多く含まれています。シトルリンを取りたいと考えるなら、白い部分を漬物やチャンプルーなどにして食べるといいです。

追伸

スイカはダイエットにとてもいい食べ物ですが、そればっかりを食べるのはおすすめしません。

単品ダイエットは味に飽きやすく、継続力が低いのでストレスなく続けられるペースでやるといいでしょう。スイカを買うと複数回食べられるので、それを腐らずに食べきるペースでいくといいと思います。

また、スイカは通年出回ってはいますが、価格や栄養面を考えると旬の夏に買うのがおすすめです。