痩身エステやブライダルエステ、脱毛を行っていたトルクェが2016年3月に倒産しました。
倒産した当時は、高額プランを契約したお客さんから悲痛の声が多数。でも、このような場合、お金が返ってくることはほとんどなく、泣き寝入りせざるを得ないです。
また、口コミを見ると倒産前は高額プランを積極的に勧めていたみたい。資金繰りに困った会社は資金を集めようとするので、高額プランを猛プッシュしてきたり、クレジットカードが使えなくなったりしたときは黄色信号だと思った方がいいでしょう。
では、今回は倒産したエステと契約していた場合に最初にすることと倒産しにくい痩身エステの見分け方についてお伝えします。
まずは、契約内容を確認する
エステサロンと結んだ契約書が手元にある場合は確認しましょう。
「前受金の保全措置」という欄があれば、エステサロンが経営困難になった際に前受金の一部もしくは全額が金融機関などを通じて返ってきます。
また、契約書は確認をしにくく、内容も難しいため、素人には難しいです。
契約書を手元に用意し、消費者センターに相談するのがおすすめ。
次に、クレジットカードの支払いを止める
倒産したことがわかり、契約書も確認したら、クレジットカードの支払停止措置をしましょう!
エステの契約とクレジット契約は別物なので、請求がくる可能性があります。クレジット会社に連絡し、エステサロンが倒産した旨を伝えて支払い停止してもらいましょう。
口頭で対応してくれることがほとんどですが、無理だった場合は支払い停止の抗弁書を作り、クレジット会社へ送付してください。
倒産しにくい痩身エステの見分け方
痩身エステ業界は移り変わりが激しく、個人経営や零細、中堅までのエステサロンは避けたほうがいいでしょう。大手企業の場合は、別会社の子会社化することはありますが、いきなり倒産というのはほとんどありません。実際に、「ミュゼプラチナム」や「たかの友梨ビューティクリニック」は買収された後も営業を続けています。
また、支払い方法が現金のみや高額プランを断っても何回も勧めてくるところ、従業員の教育がしっかりできていないところ、規模が小さいのに広告をバンバンだしているところは要注意!
今の時代はいつどこが倒産してもおかしくない時代ですが、倒産リスクの低いエステサロンを選ぶようにしましょう。
具体的に言うと、次の3点を満たしているところがおすすめです。
- 日本エステティック業協会(AEA)に加盟している
- 実績や営業年数がある程度重ねているサロン
- 従業員の教育が行き届いている
絶対に倒産しないとはいえませんが、倒産しにくいエステサロンを選ぶことが出来るでしょう。
まとめ
- 倒産するとお金はほぼ返ってこない
- 倒産してしまった場合は、まずは契約書の確認から
- クレジットカードの支払いは忘れずに止める
- 倒産しにくいエステサロンはAEA加盟、営業実績と年数、従業員の教育に着目してチェック