痩身エステ 用語

痩身エステに行く前に知っておくべき7つの用語!

用語辞典

痩身エステでは、普段の生活で使わない用語がたくさん使われています。

 

エステティシャンに聞けば丁寧に教えてくれますが、あらかじめ知っておいたほうがお得です。
用語を教えてもらうことに時間を使うなら、痩せられる知識を聞く時間を長くしたいですよね。
また、知らない用語を何個も聞かされると疲れてしまって大事な知識のほうが頭に入らないなんてことも…。

 

今回は特に知っておくべき7つの用語をご紹介します。

 

 

セルライト

セルライト
セルライトは凹凸になった脂肪のことで、オレンジの表面の凸凹に似ていることから「オレンジピールスキン」とも呼ばれます。
筋肉量の多い男性よりも女性にできやすく、太ももやふくらはぎ、お尻などの皮下脂肪の多い下半身にできやすいです。

 

セルライトのできる原因は代謝の悪化にあります。
皮下脂肪が大きくなることで血液やリンパの流れが悪くなり、本来は体の外に出るべき老廃物が脂肪の周りにくっついてしまうのです。

 

セルライトの図

 

また、見た目では凹凸がなくてもセルライトができてしまっていることは多いです。
脂肪の多いところをつまんだりひねったりすると凹凸になるようなところは初期段階のセルライトができています。
気づきにくいですが、このときに対処すれば除去しやすいです。(冷え症の人はできやすいので要チェック!)

 

2段階目のセルライトは肌をつままなくてものばすだけで出現します。
部分によっては座っているときに現れていないくても、立つと現れることがある状態です。
この段階になるとむくみが習慣化してくるので、むくみをよく感じる人はセルライトを探してみましょう。

 

3段階目になると、常に凹凸の脂肪が現れている状態です。
触ると痛みを感じるようになり、セルライトの除去はかなり困難になります。
これよりももう1段階上に行ってしまう前に施術を受けたほうがいいでしょう。

 

4段階目は、老廃物が蓄積したところ同士がくっつき、それをコラーゲンが大きな塊にしてしまった状態。
ここまでくると、食事や運動を改善しただけではセルライトがなくなることがほとんどありません。
マッサージでの除去も回数がかかるようになり、施術時もとても痛いです。

 

そして、エステティシャンやドクターによって段階の考え方が違いますが、初期の段階で対処したほうがいいのは一緒です。

 

セルライトは知っておいて当たり前の知識なので、最低でもこの用語だけは頭に入れて痩身エステに行ったほうがいいでしょう。

キャビテーション

キャビテーション

超音波で気になる部位の脂肪を破壊する痩身機器や施術のことをキャビテーションといい、「切らない脂肪吸引」と呼ばれることもあります。
肌を傷つけない上、痛みもなくて即効性まであってセルライトになった部分にまで効果があるため、人気の施術になっています。

 

そして、キャビテーション後は4日ほど脂肪が燃えやすい体になるので痩せる大チャンスです。
水分補給と消化の良い食事、有酸素運動、リンパマッサージでダイエットを一気に加速させることが出来ます。

 

注意が必要なのは、キャビテーションを受けて2時間以内の食事です。
脂肪を失った体が食物から栄養を取り込みやすい状態になっているので食事は控え、水分補給だけきちんとしておきましょう。
エステ後におなかがすいて高カロリーの食事をがっつりしてしまう気持ちはわからないでもないですが、痩せるためにも我慢です。

 

キャビテーションは施術後の生活が大事な施術でもあるので、エステティシャンのアドバイスを受けて脂肪を体から出しましょう。
代謝によって個人差が出やすい施術なので、代謝が低い人は同時に改善したほうがいいです。

 

また、キャビテーションは全ての痩身エステで行っているわけではないです。

EMS

EMS

EMS(Electric Muscle Stimulation)は電気を使った筋トレマシンのことです。
特殊な電気を外部から送り、筋肉の運動量を増やすことで脂肪を燃焼効果を高めます。

 

EMSは元々高齢者や病気や怪我の患者のリハビリに使われていたもので、筋肉の萎縮や筋力の低下を防ぐ効果があることは証明されています。
それを女性のために応用しているので、運動不足の女性ほど効果があるでしょう。
でも、普段から運動が足りている女性にはそこまでの効果が見込めません。

 

運動が苦手なタイプの女性にEMSはおすすめのマシンです。
ただし、筋肉痛になることも少なくないので覚悟はしておきましょう。

エンダモロジー

エンダモロジー

エンダモロジーはフランスで開発された痩身マシンで、気になる部位に吸引と同時にローリングを行うマシンで部分痩せに効果的です。
「セルライトと脂肪のケアに効果がある」と審査の厳しい米国FDA(食品医薬品局)から認められた機器でもあります。

 

エンダモロジーの利点は、オールハンドによるマッサージよりも均一に弱い力から強い力まで加えられることと体液の循環を良くすることです。
欠点は、希望部位のサイズダウンは期待できるけど体重の減少にはあまり期待できないことと効果が出るまでにわりと時間がかかることです。

 

エンダモロジーは体重よりも部分痩せしてボディラインを良くしたいときにおすすめです。
モデルさんのように体重は落とす必要がなく、二の腕痩せや美脚だけを叶えたいときには活躍するマシンでしょう。

 

また、エンダモロジーはマシンの使用に技術がいるので、設置しているエステサロンは多くありません。

インナーマッスル

インナーマッスル

インナーマッスルは身体の中心部分に近い背骨や股関節などについている姿勢や関節を正常な位置に固定する働きのある筋肉です。
深いところにある筋肉ということで、英語圏ではディープマッスルと呼ぶこともあります。
ここを鍛えるためには、有酸素運動でゆっくりと繰り返し動かすトレーニングが必要です。

 

インナーマッスルに対して表面に近いところにある筋肉をアウターマッスルと言います。
筋トレで鍛えるような部分はこちらのほうですね。

 

また、インナーマッスルを鍛えることで見た目には筋肉をつけることなく、体温や基礎代謝をあげることが出来ます。
痩せやすく太りにくい身体を作ることができるので、インナーマッスルを鍛えることはダイエットに効果的です。

 

このインナーマッスルや体幹を鍛えている人は無理なダイエットをしなくても痩せられます。
芸能人で激太りしないような人は、しっかりとインナーマッスルを鍛えていることも多いですね。
最近では、アイドルでも体幹やインナーマッスルを鍛えている人が増えています。

ラジオ波

ラジオ波

ラジオ波は、電波を利用して身体の深部まで温める機器のこと。
痩身分野だけでなく、医療・美容分野でも活躍しているマシンです。

 

身体の深部から温めることで、脂肪燃焼をはじめ、たるみや冷えの改善や新陳代謝アップ、アンチエイジング効果などに期待できます。
また、医療でも使われるくらいなので人体にも安全です。

 

ラジオ波は冷え症や運動不足の女性には効果が出やすいですが、人によっては効果を実感出来ない人もいます。
キャビテーションなどと組み合わせて使うとより痩身効果が出やすいです。

基礎代謝

基礎代謝

基礎代謝は、何もしなくても生きているだけで使われるエネルギーのこと。
女性の場合は、447.593+(体重×9.247)+(身長×3.098)-(年齢×4.33)で求められ、平均は1200キロカロリー程度です。

 

基礎代謝のうち筋肉が使うエネルギー量が多いと言われてきましたが、実際は2割程度(21%)だったりします。
そのため、筋肉をつけることだけが基礎代謝を上げる方法とは言わなくなりました。

 

基礎代謝を上げるためには、体温を上げる、有酸素運動で心肺機能の向上、血行改善(ここに筋トレが含まれる)が必要です。

 

追伸
知っておきたい痩身用語を紹介しましたが、セルライトやインナーマッスル、基礎代謝はカウンセリングでも良く出てくる単語なので重点的に覚えておいてください。
他の4語は知っていたほうがいいですが、重要な3語よりは優先度が落ちます。施術やマシンのことなので、どうしてもわからなければ説明してもらってもいいです。

 

痩身エステ選びであなたが失敗しないための3つのポイント

 

厳選!優良サロン特集ページへ