ダイエットのための運動でウォーキングや水泳もいいけど、時間や場所の関係でなかなか継続してすることが難しいです。

そんな中、家の中で道具を使わずに手軽に出来る運動を選ぶ女性も多いでしょう。
※道具を使うならバランスボールやトランポリンもおすすめです。

そして、腕に筋肉はつけたくないので腕立て伏せははずされ、おなかも同時に痩せようとして腹筋を選択するなんて方も多いです。

でも、おなかを痩せるなら腹筋よりもスクワットがおすすめで、効果的にもスクワット十数回で腹筋数百回に相当すると言われます。

そんな効率の良いスクワットも正しいやり方でないと効果が出ないので、正しい方法を知ってダイエットへと活かしましょう。

正しいスクワットのやり方

まずは、こちらの動画をご覧下さい。
正しいスクワットに必要なポイントを説明してくれています。

動画でも説明されていますが、スクワットで間違えやすいポイントのひとつに膝の位置があります。
つま先より前に膝が出るようなスクワットは膝への負担が強く、膝を痛める可能性もあるのでやめましょう。

次のポイントが姿勢です。
背中を前に曲げてしまったり、腰をそってしまったりすると体幹を鍛えられないので背筋を伸ばしながらやることを意識しましょう。

最後のポイントがつま先です。
つま先が内側に向いてしまっていると、左右均等に負荷をかけることが出来ず、効果も下がってしまいます。
「つま先は真っ直ぐ前に平行に」でスクワットを行って下さい。

スクワットは正しいやり方でやらないときちんと負荷がかからなかったり、膝を壊したりしてしまうので必ず正しいやり方をチェックしてからやるようにしましょう。

また、応用編で同じスクワットでも少しやり方を変えるだけで、おなかと背中の脂肪を痩せさせる方法もあります。
効率よく痩せたいとお考えの方はこちらのスクワット動画もチェックしてみてください。

回数や頻度

スクワットは最初からたくさんの回数をやろうとしなくて大丈夫です。

はじめは10回を目標にして挑戦してみてください。
10回出来ない場合でも、自分が限界と感じた回数からプラス1回することで筋肉を鍛えることが出来ます。
例えば、5回目にきついと感じたらもう一回だけ頑張って6回で終わらせるといった感じです。

スクワットをすることに慣れてくると10回でも限界を感じなくなってくるので、徐々に回数を増やしていってください。
あまり数を増やして筋肉質になるのも足を太く見せてしまうので、上限は50回くらいまでにしておくといいでしょう。

回数は増やさずに負担を増やしたい場合は、おもりをもってスクワットすると負荷が増えます。

また、スクワットは毎日行わなくて大丈夫です。
頻度は人によって適度なものが違いますが、だいたい週に3回を目安にするといいでしょう。

そして、毎日でないので忘れてしまうことに注意してください。
例えば、月、水、金はスクワットの日と決め、お風呂に入る前や寝る前などやる時間も決めておくと習慣化しやすいです。

スクワットは成長ホルモンも?

スクワットは下半身痩せや足痩せ、おなか痩せへとつながりますが、それだけではありません。
筋肉量が増えることで基礎代謝があがり、太りにくい体質になることも出来ます。

そして、足のトレーニングは成長ホルモンに似た働きをする「マイオカイン」の分泌を促進。
「マイオカイン」は筋肉からしか出ないホルモンで成長ホルモンのように脂肪の分解や糖の代謝をあげるなどの脂肪燃焼を補助する働きをします。

さらに、肌や髪にハリやツヤを与えてくれる美肌効果などにも期待できます。
カナダの大学で行われた実験では、肌年齢を10歳若返らせたなんて結果も…。

痩身だけでなく美容にいいならスクワットを始めないわけにはいきませんよね?

追伸

ダイエットで運動するなら断然スクワットがおすすめです。

そして、単純な運動ではありますが、やり方を間違っている人も多いのでやり方だけは確認してください。

あなたもスクワットを始めて、キレイに痩せちゃいましょう!