寝ている時間よりも座っている時間の方が長いと言われる現代人。

普段、意識せずになにげなく座っていますが、あなたは正しい座り方を出来ていますか?

正しい座り方を学び、座りながら出来る簡単なダイエットを続けるだけでも全然違ってきます。

まずは、正しい座り方からチェックしていきましょう!

正しい座り方

やってはいけない座り方は、足を組んで座ることと背もたれにもたれながら浅く座ることです。

足を組んで座ると脊柱や骨盤を歪ませてしまいます。
歪みが出ることで足を組んだほうが楽になり、足を組むクセがついてしまうでしょう。
いつも同じ足の組み方をしている人は要注意です。

背もたれにもたれながら浅く座ると骨盤が開き、下腹が出たり、大きなお尻になったりしてしまいます。
また、体重が腰にかかるので腰痛の原因にもなりかねません。
さらに、筋肉が衰えてくるので背もたれにもたれかからないと座れなくなってくるでしょう。

ちなみに、正しい座り方はやってはいけないことの逆足を組まずに背もたれにもたれずに座ることです。
骨盤を立てながらL字を意識して座るのがいいでしょう。
正しい座り方をマスターすれば、骨盤が矯正されることで血液やリンパの流れも良くなります。

骨盤の立て方はこちらの動画を参考にしてください。

動画を見てもわかりにくいという場合は、市販されている骨盤クッションを利用するといいでしょう。
だいたい3000円程度で手に入りますし、痩せられるかもしれないと考えたらそんなに高い出費でもありません。
背もたれ部分までついているものはそれ以上しますが、座布団型のもので十分です。

正しい座り方をマスターするだけでも全然違ってきます。
ここでさらに、簡単な運動をすれば、足痩せや腹筋を鍛えることが出来るので、それもマスターしてしまいましょう。

座りながら内転筋を鍛える方法

内転筋(太ももの内側の筋肉)を鍛えることで太ももが引き締まるので足痩せへとつながります。

そして、やることは膝を開いたり閉じたりするだけなので簡単です。
膝をぴったりとくっつけたままいられる人は内転筋が鍛えられていますが、ほとんどの人はしばらくすると開いてきてしまいます。

内転筋の鍛え方はこちらの動画が参考になるので御覧ください。

何も考えずに座っているだけだとやらない運動ですが、内容は簡単ですよね。

この運動を1,2回しただけで結果が出てくるわけではありませんが、続けてやればやってない人との差は歴然でしょう。

次は、座りながら出来る腹筋です。

座りながら出来る腹筋

腹筋というと、床に寝てやるイメージですが、座りながらでも出来ます。

椅子に座りながらやる腹筋は腰を使ってやるものよりも負担が少なく、取り組みやすいでしょう。

やり方はこちらの動画が参考になるので、御覧ください。

こちらも何も考えずに座っていると絶対にやらない運動ですが、内容は難しくありません。

動画でも言っていましたが、腹筋が鍛えられて便秘の解消につながる可能性もあります。

そして、1日長く座っているうちのほんの数分をこれら2つの運動にまわすだけでも変わってくるでしょう。

追伸

ダイエットを始めるときにいきなり激しい運動や厳しい食事制限をしても続かないことがほとんどです。

その点、正しい座り方や座っているときのちょっとした運動のように、毎日していることを変えるほうが効率が良いでしょう。
最初のうちは変えることはつらいかもしれませんが、3日で最初の山がきてそれを乗り越え、3週間ほど続けることが出来れば、習慣となってきます。

習慣になってくれば、やらないほうが違和感を覚えるようになるので続けるのは難しくありません。