ダイエットをするときにお菓子を全く食べないと決めてはりきる人も少なくありません。
でも、何日かしてくるとストレスがたまってお菓子を食べ、そこからダイエットを断念するなんてことも少なくないですよね。
ダイエットをしているときもお菓子と上手に付き合えばほどよくストレス解消も出来ます。
お菓子を全く食べないよりはルールを守って制限するのがおすすめ。
今回はダイエット中のお菓子のルールと食べて良いお菓子についてお伝えします。
ダイエット中に守りたいお菓子のルール
ダイエット中のお菓子のルールは3つあります。
1つ目は時間、2つ目はカロリー、3つ目は食べる種類のルールです。
1.食べる時間は15時~16時
お菓子を食べるタイミングは1日で1番脂肪をため込みにくい15時がベスト。
学校にいる15時に食べられないこともあるので、16時という選択肢もありでしょう。
また、朝食を食べてから昼食まで時間が空く場合は朝食から3時間後に食べてもいいです。
(例:朝食7時なら10時に間食)
最もダメなのは寝る前に食べることで夕食後は間食をしないようにしましょう。
2.カロリーは180kcalまで
お菓子は1日の摂取カロリーの1800kcalの10%である180kcalまでにしておきましょう。
中学生なら200kcal、高校生なら195kcalまでなら許容範囲です。
また、1日に何度も食べると知らないうちにオーバーしやすいので、多くても2回までにしてください。
2回食べる場合は180kcalを2で割って、90kcalずつになります。
3.小麦製品と大きい袋のものは避ける
小麦製品はグルテンが含まれ、食べれば食べるほど食欲が増してくるのでダイエット中は避けたほうがいいでしょう。
お菓子でなくても、パンやパスタなどのグルテンを避けたほうが食欲をコントロールしやすくてダイエットしやすくなります。
また、大きい袋に入ったお菓子はどんどん食べていってカロリー以上に食べてしまいがちです。
1つ1つ分けられているもののほうが区切りをつけやすいでしょう。
ダイエット中に食べても良いお菓子
ダイエット中でも食べられるお菓子の種類は割りと多いです。
同じものばかり食べるとあきるので、食べる種類も変えてストレス解消につなげましょう。
1.ゼリー
ゼリーはカロリーが低くて食べられる量が多く、血糖値もあまり上げず、腹持ちもいいと三拍子そろったお菓子です。
フルーツが入ったものでも180kcal以下なので、1個まるまる食べることが出来ます。
ただし、マンゴーはカロリーが高めなのでオーバーする場合があるので要チェック!
また、低カロリーにこだわりたい人には0kcalのゼリーもあります。
そして、ゼリーの中でも特におすすめなのがこんにゃくゼリー。
こんにゃくに含まれるグルコマンナンが水溶性食物繊維なので、腸内環境を整えて便秘の解消にもつながります。
2.プリン
プリンはダイエットの敵と思いがちですが、カロリーも血糖値の上がり方もクリアしているお菓子です。
1個で180kcal前後のものが多く、商品によってはオーバーしているので食べる前のチェックは必要。
また、生クリームがのっているものやかぼちゃが練りこまれているものは避けましょう。
かぼちゃはカロリーの方はクリアしていますが、血糖値をあげるGI値が高めです。
普通のプリンでなく、練りこまれたり混ぜられたりしているものでおすすめなのは豆乳プリン。
美肌や脂肪燃焼なども期待でき、かなりの低カロリーです。
卵を使ってないタイプで寒天が入っているものは便秘解消にも良く、さらに良いでしょう。
3.ヨーグルト
お菓子というよりは健康食品というイメージにもなってきたヨーグルト。
カロリーが低いのはもちろん、腸内環境を整えてお通じを良くしてくれます。
便を腸にとどまらせることは不要物をためこむことになるので、快便は健康にもつながります。
蠕動運動を促してくれるアロエヨーグルトを食べると、より便が出やすくなりますよ。
また、市販されているヨーグルトをそのまま食べるだけでなく、フルーツやはちみつを加えて味も変えられるので飽きにくいのも嬉しいです。
特にはちみつは、肌の保湿やニキビのケア、消炎作用に抗酸化作用と美容にも良いでしょう。
4.ドライフルーツ
生のフルーツの栄養を体を冷やさずに食べられるのが魅力のドライフルーツ。
甘みも強く感じ、よく噛むことで満腹感も得られるのでダイエット中のおやつには向いています。
ただ、カロリーはわりと高めなので数を多く食べるとすぐに制限カロリーに達してしまうのには注意が必要。
また、加熱処理が行われているものは酵素が失われているので天日干しで作られたドライフルーツが最高です。
最近では、自宅で天日干しが出来るツールやマシンもあるので無添加で安心のドライフルーツが食べたい場合はそういうものを利用するのもありでしょう。
5.乾物
するめやほたての貝柱、昆布などの乾物はよく噛むことで満腹感を得られ、腹持ちのいいお菓子です。
するめやほたての貝柱はタンパク質も豊富で、昆布にはミネラルが豊富。
また、乾物は旨味成分が強く、甘いお菓子に飽きてしょっぱいものが食べたいときにもおすすめです。
おいしくて食べ過ぎにならないようにだけは注意しましょう。
6.大豆スティック
大豆イソフラボンや食物繊維が取れて、低カロリー・低GIの大豆スティック。
有名なのはSOYJOYですが、この商品は大豆粉を使っていて小麦粉を使っていないのでおすすめです。
味の種類も豊富ですし、1本食べきっても180kcal未満なので満足感もあります。
7.低カロリーのアイス
凍っているものをほとんどアイスクリームと呼びますが、ラクトアイスやアイスミルク、氷菓などの区分があります。
そして、アイスミルクや氷菓はカロリーが低めで、ダイエット中に食べられる商品も少なくないです。
ジェラートなんかもアイスミルクなので180kcal以下の商品を見つけるのは難しくありません。
ガリガリ君やガツンとみかんなどは氷菓でカロリーも100kcalに満たないため、ダイエット中に食べてもいいでしょう。
カロリーコントロールアイスという商品も出ています。
ダイエット中だからといってアイスを我慢しなくていいのはストレス軽減できますよね。
追伸
この他にも、数には注意が必要だけど栄養価も高くて美容にも良いナッツ類や食物繊維が豊富な寒天、甘くて満足感の高い最中や大福などの和菓子なども食べることが可能です。
量や食べる時間にさえ気をつければ、食べられるものの範囲は広いのでお菓子を断つなんていう無理なダイエットはもう終わりにしましょう。
我慢しているとリミッターがはずれたときにいつも以上に食べてリバウンドなんてことも起こりえます。
ストレスをためないように好きなお菓子を食べつつ賢くダイエットしちゃいましょう!